August 30, 2005
Barの変遷
昨日、お友達のBarが閉店しました。
最後の営業日には大勢の方がつめかけ、朝までどころか翌日昼までの営業となってしまいました。寝てないはずのオーナーはいたって元気♪
コザの「中の町」は最盛期500軒ものスナックがあったそうです。沖縄随一の歓楽街といってもいいですよね。今でもスナックの数は200~300軒ありそうです。
そしてまたBarの数も多い。現在でも、推定50軒程度はありそう…。
冒頭の友人は約5年間、中の町のど真ん中でシックなBarを経営してきました。女性一人で気楽に飲めるため、仕事を終えたスナックの女の子がクールダウンのひと時を過ごすには最適の店でした。
しかし5年間、経営者としては現在のBarの形ではなくて新たな形に挑戦したくなった。つまり、今回の閉店はつぎなるステップに向けた第一段階です。
しばらく休憩したのち、別の店舗を探して新規オープンする予定となっています。
お店というのは本当に難しいですよね。形態が変わったことによって今までの常連さんが居なくなることだってありえます。
別の知人のケースですが、彼は居酒屋さんを経営していました。家賃が激的に高かったため、家賃の安い3分ほど離れた場所に移転したところ、それまでの常連さんは居なくなってしまいました。代わりに、新たな常連さんを獲得してガンバっています。
このように、お客さんというのは、場所、店の雰囲気、オーナーの人柄、味、値段といったお店を構成する要素のうちの、たった一つが変化するだけでも、敏感に反応します。
今回閉店したBarも、それが分かっているから同じ場所で店内を改築するといった小手先の手段ではなくて、まったく別の形、別の場所で新規オープンすることになっていますす。
Barとは、単にお酒を飲ませる場所ではありません。人によってストレス発散の場所だったり、元気になるための場所だったり、いろいろです。
しかもお店の雰囲気を決定付けるのは、オーナーではなくてお客さんだったりします。
どんな商売でも、お客さんにはお店を選ぶ権利があるのですが、同時に、お店もまたお客さんを選びます。
良いBarとは、そのバランスが取れたお店を指すのではないでしょうか。
投稿者 masako : August 30, 2005 10:25 AM
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.chuko-awamori.com/mt/mt-tb.cgi/101
